ハンナ

"PV風のスタイリッシュな映像によるアクション映画”を撮ろうとしてハマる穴にはたいがいハマってる気がする。構図優先でカットが繋がらないし、どうにも緊張感が持続しないし、脚本が中二病設定なのはいいけどいまいち不徹底だし。
でも別に良いです。金髪で色素薄い美少女がひたすら走ったり顔に血を付けて戦ったりするから。もうそれで満足。
ケイト・ブランシェットの鬼っぷりはとても良かったです。悪役が彼女じゃなかったらつまんない映画になってたと思う。彼女の下で働く殺し屋さんがもう少し働いてくれると良かったけど…せっかく変態なルックスなんだし。