勲章とか

大友克洋紫綬褒章もらうそうで、そのニュースを知った時、私は吾妻ひでおの『アル中病棟』を読んでたので、先に吾妻ひでおにあげろよ、と思った。
もちろん大友克洋の作品は凄い。でもくーるじゃぱん云々とか言うなら吾妻ひでお秋葉原文化の創造神だろ。神のわりにはホームレスだったりアル中だったりするが。こういう人には年金支給して生活を保証してあげたほうが。
と思ったんだけど、調べたら褒章には年金ついてないんですね。名誉だけか。じゃーまーどーでもいいか。
しかしそうなると逆に、大友克洋紫綬褒章なんてもらうのが、何か間抜けというか、場違いな気がする。
だって『ハイウェイスター』の、『さよならにっぽん』の、『気分はもう戦争』の、『ヘンゼルとグレーテル』の、大友克洋でしょう。私にとって大友克洋は身も蓋もない日本人の顔を描いた人で、その身も蓋もなさと、授与される"名誉"は、相反するとは言わないけれど、食い合せが悪い感じ。
まあ何の関係もないやじうまの感想ですが。