むき出しの社会

ポッドキャストで聞いてたTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』 9/26の"しまおまほ「週刊ミューズのぼんやりニュース」"内での宇多丸さんの発言。自動車の運転について。

車がさ、怖いというか、ちょっとその自分はやめとこうとかなと思うのは、やっぱその、接触なりなんなりさ、全然起こるじゃないですか、結構な頻度で。そうするとその度に降りて、その、相手の方とさ、こうまあ、交渉というかさ、お話をしなきゃ絶対いけないじゃないですか。その、いきなりその、むき出しの社会と、なんの接点も無かった人と、いきなり、しかもけっこうその、ちょっとトラブルとしてさ、話さなきゃいけないのが、しかも結構な頻度としてあるって、ちょっとツラくね?っていうさ…
(中略)
頻度というのはちょっとね、僕の幻想というのもあるかもしれないですけど、でもこすったりとかさ、こっちの責任じゃなくてもありうるわけだし…その、全く接点がない人と、ちょっとトラブル気味に、しかも社会の約束事としてスグ対峙しなきゃいけない、なんてこと、ありえないじゃないですか? 他だと…

そうそう!そうなんだよ!自分は一応運転するけど苦手意識があって、その理由がまさにこれだ。自分の思考がラジオからきこえてくるという類いの症状かと思ったくらい同意した。
いや、まあ、さすがに家の車は普通に運転しますよ。しますけどーー他の車に接触しかねない駐車場などでは緊張しすぎてヘマなハンドルを切って、冷や汗をかくことが実に多い。路駐も苦手で、どこに車を置けば文句を言われないのか未だによくわからない。
つまりは車の向こうにある社会が怖い。怖いんだってば。