やまだ紫さんが

毎日いろんな人のblogを読む。様々な知らない人々の日常を読むことは基本的には楽しい。
でも時には辛い、堪え難い出来事を知ることもある。
元ガロの編集者の白取さんのblogで、パートナーであるマンガ家のやまだ紫さんが突然倒れた事を知った。状況はとても悪いらしい。昨日からblogの記事を苦しい思いで追っている。


ちくま文庫版の『性悪猫』を本棚から出して読み返した。この傑作をやまださんが描いたのは20代後半から30代の始めか。作品の全体から細部に至るまでの確かさに改めて驚く。読む度に驚く。そして読む度に励まされてきたと思う。

新編性悪猫 (ちくま文庫)

新編性悪猫 (ちくま文庫)


悲しい。まったく理不尽だとしかいいようがない。