やまだ紫さんが
毎日いろんな人のblogを読む。様々な知らない人々の日常を読むことは基本的には楽しい。
でも時には辛い、堪え難い出来事を知ることもある。
元ガロの編集者の白取さんのblogで、パートナーであるマンガ家のやまだ紫さんが突然倒れた事を知った。状況はとても悪いらしい。昨日からblogの記事を苦しい思いで追っている。
ちくま文庫版の『性悪猫』を本棚から出して読み返した。この傑作をやまださんが描いたのは20代後半から30代の始めか。作品の全体から細部に至るまでの確かさに改めて驚く。読む度に驚く。そして読む度に励まされてきたと思う。
- 作者: やまだ紫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1990/01
- メディア: 文庫
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悲しい。まったく理不尽だとしかいいようがない。