地球空洞説

本屋で"地球は空洞だった"という主張の本(これ)が出てるのを見かけた。地球空洞説ってのも懐かしいな。ジュール・ベルヌとか地底世界ペルシダーとか。シャンバラ、ってのは単なる地下都市だっけか。
それにしてもいまだに地球空洞説の新刊が出るというのは驚くべき事のような気もする。でもまあトンデモ本ってそういうもんか。ひと世代廻って忘れ去られたネタが使いまわされる。

地球空洞説についてのwikipediaの記事が面白かった。
wikipedia:地球空洞説
特にこのへんとかイイ↓史実としての信頼性はともかく

我々が中空の惑星の外部表層に住んでいるという代わりに、我々の世界が凹面の内部に存在すると考えたものもいる。これは「凹面」地球理論とでも言えよう。これは、人類の居住している地球表面とは、実は無限につづく岩塊のなかに存在する泡状の球体の内部であり、太陽や月や星は空間内部に浮かぶ雲のようなものだという奇想天外なものであった。
(中略)
ティードの凹面地球モデルに影響されたヒトラーが、実際にカメラの狙いを空に定めることによって英国艦隊を発見しようとしたというウワサが根強く残っている。

赤瀬川原平の「宇宙の缶詰」↓みたいな話だ。
http://www.kanshin.com/keyword/245251
昔から好きだなぁこの手の発想。