ここんとこDVDで観た映画たち

近所のTSUTAYAがひんぱんに半額DAYをやってるのに気付いたので最近ぽろぽろと映画を借りてみてます。
でもうちのちっこいテレビの画面で観るとあんまり観た気がしない。なんか遠くでやってる映画を横目で観てる感じ。なので感想も走り書きなのです。

ある殺し屋
雷蔵主演。時々駕篭真太郎のマンガに見える(逆だ)。下宿屋のロケーションが変でいいなあ。
爆裂都市
急に昔の町田町蔵観たくなって。今観るとまあニヤニヤするしかありません。
女囚701号 さそり
そういや観てなかったなと思って。梶ねえさんのクールビューティー振りにメロメロになりました。魅惑的すぎる。演劇的な演出はまあまあ面白い。ラストのアクション、シネスコ画面の大胆すぎる使い方には笑った。
勝手にしやがれ!! 強奪計画
黒沢清Vシネマ。チープな造りだけど、クライマックスあたりの、"映画で接近と交換をどう撮るか"をいろいろ検証してる感じはいかにも。
女囚さそり第41雑居房
演劇的な演出はやっぱりダサいと思うのだけど、原理的に駄目でも実践は可、ということはあるわけで、地獄のようなロケーションとか白石加代子の顔とかいろいろすごい。何度か爆笑しそうになった。いや、面白いんじゃないでしょうか。CG無い時代にがんばった。
バス男
やっとみた。ラスト、映画の中じゃどっちかというと悪役扱いのおじさんに恋人が帰ってくるところでちょっと泣いた。監督優しい。
座頭市物語
学生の時以来久々に観た。面白いのは当然ですが、今見ると完全なやおい映画だなこれ。勝新と天地茂の愛の映画。
リアリズムの宿
最初はコント集か…と思いつつ観てたが、小さなコントの連続が、次第に映画の生きた時間になっていく。
つげ義晴原作。最後、徒労感と笑いの底に穏やかな希望が見えてくる。いいなあ。
雪の砂丘くをペンギンみたいに歩く女の子。かわいい。
途中でPS2ICOやってんのは笑った。私が唯一やったRPGだ。
ショーン・オブ・ザ・デッド
始まりの方の、徐々にゾンビが街に増えていく描写がわりと好き。コメディなのにちゃんとゾンビ映画の終末感が出てるのはスバラシイ。
主題である、男子の(遅すぎる)成長に関しては身につまされるとしか言い様がありません。関係者各位に向かって唐突に土下座したくなってくる。