やや風邪気味

朝からうっすらと頭が痛い。眼球が熱を帯びている感じ。で、モニタを長時間見ていられない。
横になったら、「剣道の防具の面にどろどろにすりつぶしたアボガドをかけている」というイメージが脳内で上映された。何だかわからない。
コーヒー豆が切れていたので、夕方、買いにいった。すると、いつも買ってる最安値の豆が数十円値上げしていたのでショックを受けた。これはドリップコーヒー飲むなんて贅沢はやめろというメッセージか。
結局豆は買わなかった。かわりにインスタントコーヒーの小瓶を買ってきた。これを飲み終えるまでに今後どうするか、考える事にする。
近所に新しい古本屋が出来ている。なかなかイイ感じなので応援したいなあと思ってしばらく眺めたけど、結局何も買わなかった。
自分は本に対する興味もあんまりなくなってしまったのかなあ。いや、単に金がなかったからだ。
しかし昔ほど本というモノにときめかなくなった気はする。インポ気味というか。そういう時期なのかも。
本が情報の媒体にしか見えない。いや、情報の媒体なんだけど。でも情報ならWebにあるじゃないかとか思ってしまう。
いや、ないんだけど。古本の中にあるような情報は、Webには。うーん。
本屋で雑誌のCUTを立ち読みした。宮崎駿4万字インタビュー。聞き手の渋谷陽一の饒舌っぷりが相変わらずだったりでいろいろ面白い。
例の「海の魚を水道水のバケツに入れる」というのも、確信犯(誤用)でやってる、とか。鉛筆への信頼とか。
開き直った老人はなかなかに過激だ。
"もう老人の知恵などは聞きたくない、むしろ老人の愚行が聞きたい"
というエリオットの詩句を、大江健三郎が『さようなら、私の本よ!』で引用してたけど、それを思い出したりした。
その後「もし宮崎駿渡辺文樹が入れ替わってたら」を妄想しながら家に帰った。