Perfume@ROOMS(RKBチャートバスターズR公開収録)

アイドルには興味を持たないで暮らしてきました。近年だとハロプロファンの行動や言葉に胸打たれたことはあったけど、自分が当事者としてのファンになることはなかった。
要するに出合いが無かった。簡単に言えばそういうことになる。

そんなところにPerfume。最初は掟ポルシェがやたらと推してるアイドル、という程度の認識しかなかったんですけども。いつの間にか彼女等の歌が自分のiPodのヘビロテになり毎晩Youtubeで動画を探しニコニコ動画での盛り上がりにニヤニヤしポリリズム発表→オリコンウイークリー7位に興奮をおぼえ……という、ありがちな経緯を経て今に至る。

しかしここにきて何か悩ましい気持ちになってしまいました。アイドルというものをどう考えればいいのかわからない。考える為の道具が無い。何か頼りになる言葉は無いものだろうか。日本にはアイドルについての大量の言説がある。あるんだがしかし……多すぎるっ。手がかりの手がかりもわからんわっ。なんちゅう国だ。そして自分はアイドル体験が無さすぎる。

うーむ、と思いつつmixiPerfumeコミュに入って、抜けて、また入った。知人とカラオケボックスに行ってDAMに入ってた9曲を二回ずつ歌った。ポリリズムの初回限定シングルは発売当日に買った。そしたらポスターと一緒に地元ローカル番組公開収録の整理券が付いてきた。
うーむ。

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公開収録当日。ちょうど開場時刻に会場に到着。ビル三階の会場から地上まで階段に長い列ができてました。整理券の番号に従って並ぶ。並ぶファンは年齢層がけっこう広い感じ。制服の高校生男子がいる。仕事帰りのスーツ着たおっさんがいる。メインは二十代か。男が多いけど女の子も結構いる。

会場に入ると開始までのつなぎにテクノ歌謡のDJを解説付きでやってた。オールスタンディングの完全なライブ形式です。缶ビールをすすりつつ、スターボウの『ハートブレイク太陽族』なんかを聴く。

・ハートブレイク太陽族YouTube

やがてライブ開始。まずは地元のとんちピクルス、続いてタケダ2000GT

とんちピクルスhttp://www.brick-record.jp/db/tonnti
・タケダ2000GThttp://takeda2000gt.com/

タケダさんがギター一本で敢行したビジュアル系歌謡のパロディは大変出来が良く、笑いました。
…しかしカルト歌謡DJに続いてアングラ歌謡、パロディ歌謡と続くと、雰囲気が地下イベントっぽくなっていくな。

司会の田畑アナウンサーが登場してちょっと空気を修正したところで、Perfumeの三人が登場。うわっ。本物だっ。

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以前、Perfume木村カエラのラジオに出演した時にカエラは第一声で
「もうね、空気がアマい♥!」
と叫んでましたが、あれはとても正確な言葉だったような気がします。Perfumeの三人は、なんというか、キラキラしてました。アーティストでオーラというか気押されるような電圧を放っている人は何度か見た事あるけど、ああいうキラキラは初体験。あれがアイドルと言うものなのか。それとも今のPerfumeだからこそ放ってる光なのか。

すげーかわいい。

実は最初に本人達のビジュアルを見た時はそれほど飛び抜けてかわいいとも思わなかったんだけどねー。なんだろうね。三人がそろった時に出てくるアレは何なのか。全体が部分の総和を超えとる。ぜったい故障だ。てゆうかありえない。

やった曲

MCも充実してました。あーちゃんは面白いなー。

Perfumeで皆でジャンプしたよついに。ついにってこともないけども。ぐっぱーぐっぱーぐっぱーぐるぐる…もちゃんとやりました。やらいでか。そして一際高くジャンプした瞬間、光の中に立つ三人の姿を網膜に焼き付けたのです。