遊びイノベーション

Switch Pitchで遊んでたら、なんかそれ関連の展示が北九州であるらしいよという話を聞いたので、ちょっと北九州へ。
先月できた北九州イノベーションギャラリーという施設での、『遊びイノベーション』という企画展でありました。
Switch Pitchを発明したホバーマン関連は、関連特許図面と、あと折り畳み式ドームの構造模型の展示。他はイームズの映画、MITメディアラボで作られた玩具『トポポ』、メディアアート系の展示いくつか、テオ・ヤンセンの歩行する彫刻Strandbeestの紹介映像、等々。

ホバーマンとかテオ・ヤンセンとか、mixiの『幾何学おもちゃ』コミュに入ってる者にはとってもツボな人選なのだけど、んー、ちと物足りない。もう少し密度があればいいんだけどなぁ。企画は東京藝大大学院映像研究科だそうで。

それにしてもテオ・ヤンセンはすばらしいです。砂浜をうねうね歩くStrandbeestたちは実に愉快で美しい。
会場では紹介DVDを流してただけだが‥模型でもいいからブツが見たかったな、ブツが。
参考:http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/holland_s/07/
公式:Strandbeest


会場の北九州イノベーションギャラリーは工業デザインとかものづくり全般をテーマにした施設らしく、ライブラリーやカフェや工房もあってなかなか素敵な建築ではありましたが、規模的になんだか中途半端な感じは否めないのだった。まあワークショップとか積み重ねていくといい感じになるのかも。

せっかくなので隣の北九州市立いのちのたび博物館にも行く。普通はこっちがメインですな。
時間がないので駆け足で見ましたが、こちらは規模・内容共にすごい博物館です。プラネットアース立体版というか。生物の多様性と歴史の厚みに目眩がするよ。こんな充実した自然史博物館が近くにあるということはすばらしいことだと思われ。これで入場料が500円というのは、安い。