ふるほん

ロアルド・ダール『キス・キス』、ロバート・シェクリィ『無限がいっぱい』、テリイ・サザーン『怪船マジック・クリスチャン号』を古本屋の100円棚で見つけて買った。うはっお買得、といいたいところですがそうでもない。いずれもどこかの図書館の蔵書だったらしく、カバーがビニールでコーティングされた上に、図書館のラベルを切って剥がした跡がある。早川のこのシリーズは最近新装で出たことでもあるし、まあ100円相応だなあ。
でも美本だったら、特に『怪船マジック・クリスチャン』は結構プレミアがついてたような…と思ってネット古書店で検索したら全然でした。1000円で売っとる。旧版で美本だったらもうちょっといくかもしれないけど、改訂版だしなあ。

くやしいので映画『マジック・クリスチャン』の動画を貼ります。
注:カルト映画ですが、そんなに面白くはないかも。時代性と、あとバッドフィンガーの音楽がみどころ(聴きどころ)でしょうか。
http://youtube.com/watch?v=nF0tgDxgzYY
オープニング。リンゴ・スターの浮浪者とピーター・セラーズの大金持ちが出会う。アナーキーな金持ちと浮浪者がコンビを組んで大金を使って社会をからかう、というお話。
http://youtube.com/watch?v=MdilFVOqg1k
ジョン・クリーズが出てきた。若い。
http://youtube.com/watch?v=1CvHZMDivX8
ユル・ブリンナーが歌うよ。役者が豪華だよ。
http://youtube.com/watch?v=_ybQpfr2-1M
ラストシーン。うんこプールに札束を投げ込んで取りにくる人たちを見て愉快だねっていう…んーまあ時代ですなあ。