点滴読書
図書館で借りたある小説を読んでいるんだけど、いつどこを読んでもとても面白い。
で、数ページ読むと満足してしまうのでなかなか進まない。こういうのは久しぶり。たいてい面白くなってくると読むのを途中でやめたくなくなるものだけど、この小説はある程度読むと抵抗なく頁を閉じることができる。ずーっと同じテンションで興味が持続するから途中下車してもまたすぐに乗り込めるような感じ。
単に私の集中力が続かなくなってきてるのかもしれないけど。
ゆっくりと点滴を打つような読書だ。とはいえ、そろそろ読み終えないといけない。
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…と書いた直後に残りの部分を読みはじめて最後まで一気に読んでしまった。どうも言葉にすると反対のことをしてしまう傾向がある。
私がポジティブなことをなかなか言わないのはそのせいです。そういう意味では言霊を信じてます。かといってネガティブなことを言えばポジティブな効果が得られるかと言うと、まあ何にせよ狙うと駄目になる。というか大抵のものはいずれ駄目になる。
読んだ本はこちら。
- 作者: サミュエルベケット,Samuel Beckett,川口喬一
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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わからない部分も含めてなんだかいちいち面白かった。古本で見つけたら買いたいです。