デマバスター

ある人が嫌韓の人にアピールするデマエントリを作って
「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの“思いやり” - usbmouseブログ
広まったところで釣り宣言を出した
アクセス頂いたすべての皆さんにお礼の言葉を申し上げます - usbmouseブログ
と言う小事件。コメント欄で釣り宣言に抵抗している人見ると『認知的不協和』という言葉を思いだします。

ネット上でのデマの伝播とかデマの検証にまつわる話題はつい興味を持って追い掛けてしまうな。ネタそのものよりも、それを信じたり疑ったりする人たちの動向が面白い。と書くと常に第三者ヅラした嫌なやつみたいだけど、まあ日和見は習い性ではありますが、もちろん自分もデマを媒介する可能性は常にあるわけで…実際やっちまった事も多々あります。

ウイルスバスターみたいにデマを駆除するソフトは作れないかなとふと思った。スパムメールを除去するフィルタみたいに、文中に含まれる語句の特徴からデマ=悪質なミームを排除するソフト。開発できそうのはやっぱりGoogleですかね。ブロゴスフィアの動向を解析して、そこで蠢くミームの群れを判別し、評価するような技術。
評価基準が難しいけど、たとえばカルト的宗教団体周辺から流出してるミームは評価を低くするとか、逆に懐疑主義者系団体からのミームは高評価とか、あまりに生長速度が早いミームは危険視するとか、手はあるんじゃないか。無理ですかやっぱり。

デマバスターを実装したblogサービスでエントリーを書き、OKボタンをクリックすると、[この文章は80パーセントが外部からの悪質なデマ情報に汚染されていますが、公開しますか?]と赤い字で警告が出る。
…何度書き直しても警告が無くならなかったら嫌だなあ。自分の頭の中にはよそから吹き込まれたデマしかないのかって落ち込みそう。