ポスター

アルティアムでやってるジャパン・アヴァンギャルド アングラ演劇傑作ポスター展を見てきた。かつてのアングラ・小劇場演劇のポスター約百枚。横尾忠則のアレとかソレとか、有名どころのポスターが並んでました。
やっぱり当時貼られてた本物は見るとワクワクします。後になっての復刻版はワクワク度が下がる感じ。印刷物なのに。印刷物だから?
このころの演劇ポスターは言葉の力が強い。ポスターの上の文字が熱っぽく問いかけたりアジったりしている。今やるとちょっと恥ずかしい感じ。でもあのパワーは魅力です。
…アングラつってもスポンサーはついてたのだなあとポスター下の西武の文字を見ながら思った。
有名どころのポスターもいいんだけど、赤瀬川源平花輪和一林静一の絵をつかったポスターを見れたのがうれしかった。ファンなのでトクした気分になるのです。マンガ家の絵を使ったポスターはほかに白土三平の「赤目」や水木しげるの「河童」があったけど、考えたらみなガロ系ですな。ガロ強し。
あ、でも大友克洋が描いてるのも一枚ありました。まだ初期の、「ハイウェイ・スター」あたりの大友克洋。このころの大友は好きだなー。