ですもの

山形浩生さんの書評(朝日のコレ)を読んでたら「〜ですもの。」という言い回しを使ってて、そういえば山形先生はこの言葉をよく使う気がするなあ。公式サイト内で検索してみたら5件で、これが多いか少ないかはよーわからん。ただこの「〜ですもの」はどうも女っぽいというかなよっちい感じがするんですが、ええと、文法的にはどういうことになるんだっけ?「人間だもの」の「だもの」と同じだよね。つまり「です-もの」で切れるんだよな。
goo辞書で”もの”を引くと、

もの

〔形式名詞「もの」から〕
[1](終助)
活用語の終止形に付く。
(1)不満・うらみ・あまえ・訴えなどの気持ちを込めて、理由を述べる。「だもの・ですもの」の形をとることが多い。
「だって、仕方がないんです--」「どうしてもぼく行きたい--」
(2)(「ものね」「ものな」などの形で)理由を表す。「ね」「な」などによって、軽い詠嘆の意が加わる。
「なるほど、それはきみの専門だ--な」「よくおわかりでしょう。前に行ったことがあります--ね」

(goo辞書、三省堂提供「大辞林 第二版」より)

なんとなくほぉーと思ったのだった。