俺たちには今日がある(トニー・ケンリック)

角川文庫昭和60年刊。ブックオフにて100円で購入。ケンリック初読みであります。
難病で余命一ヶ月を宣告された平凡な男女が最後に打った大博打。ロマンティックで楽しいスラップスティック小説、まんまB級映画であります。これほどまでにB級映画そのまんまな小説を書けるってのはなかなかすばらしいかもしれない。日本のライトノベルが(良く知らんけど)アニメみたいなのと、アメリカのジャンル小説がハリウッド映画みたいだってのは平行関係にあるんでしょうか。