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笠辺哲『ももきや』1

笠辺哲の新刊。いろいろとかわいい。キャラが皆かわいい。台詞もかわいい。展開もかわいい。いいなあ。ももきや 1 (GAコミックス)作者: 笠辺哲出版社/メーカー: Bbmfマガジン発売日: 2009/11/16メディア: コミック購入: 7人 クリック: 43回この商品を含むブ…

銀の三角

数日前にtwitterのTLでぱんさんが萩尾望都『銀の三角』に触れてた。 それでなんとなく『銀の三角』を引っ張り出して読み返したら…もう何度も読んだけど、やはり引き込まれる。 以下『銀の三角』ネタバレなので畳みます。まあ1982年の名作にネタバレもないか…

New People

サンフランシスコのジャパンタウンに先日(8/15)"New People"という日本のポップカルチャー専門の複合商業施設がオープンした。 公式サイトNEW PEOPLE オープニングイベントのレポート(英語)SAME HAT!: NEW PEOPLE OPENING & YUICHI YOKOYAMA 同上http://ww…

こっこれはくだらない

The Perry Bible Fellowshipというサイトでみたまんが。 →Guntron Alliance Force (;´Д`)ブルー! 毎週新しいブルーが登場するんですかね。レッド以下がまったく気にかけてない感じがまたよいです。 他のマンガも榎本俊二的にブラックでよかった。まあ学生…

SABEさんが亡くなってた

もうblogで訃報に触れるのやめようかと思ってたけど(辛いばっかりだし、きりがないので) 6月5日 SABE先生について 2009年1月28日SABE先生がお亡くなりになりました。享年41歳。 http://www.wani.com/newsrelease.php しばらく前から2chやmixi周辺で死亡説…

護法童子(花輪和一)

護法童子作者: 花輪和一出版社/メーカー: ぶんか社発売日: 2009/04メディア: コミック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (9件) を見るやれうれしや。かつて双葉社刊の一巻だけ入手して二巻を読んでなかった花輪和一の『護法童子』が、ぶんか社か…

ウォッチメンとかアメリカン・アキラとかマーサ・ワシントンとか

『ウォッチメン』予告編 かっこいいすね しかしほんとに原作そのまんまだな その原作を久々に読み返したら面白かった。 ともかく仕掛けが多い作品で、絵の中にメタファーやシンボル、サインが詰め込まれていて、読み込み始めるときりがない。アラン・ムーア…

ユリイカ2009/03 特集諸星大二郎

諸星大二郎を読め、と常に思っている。年末に姪や甥が実家に来た。彼らの目につく本棚にそっと諸星作品を置いてみたのだが手に取ろうとしない。中学生の彼らでも入りやすいマイルドめの作品を、と思って『碁娘伝』や『栞と紙魚子』あたりを置いてみたのだが…

マンガ家と編集者

僕の小規模な生活(1) (KCデラックス モーニング)作者: 福満しげゆき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/12/21メディア: コミック購入: 16人 クリック: 289回この商品を含むブログ (251件) を見る後半でマンガ家と編集者の小規模な(でも当事者にとっては胃…

『バクネヤング』の松永豊和は今

本棚整理してたら『バクネヤング』が出てきたので読み返す。やっぱりこりゃ異様な傑作ですな。バクネヤング (ビッグコミックス)作者: 松永豊和出版社/メーカー: 小学館発売日: 2000/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (22件) …

岡崎京子作品の表紙・背表紙一覧

id:sitebbiwさんの(いつもながらの)労作が。 岡崎京子の単行本を探すためのヒント 海外版と日本版を見比べたりするのも楽しい。帯もかなり残っていてデータとして貴重。ほんとは出版社か公的機関がこういうのやるべきだよなぁ。というのはマンガ研究者の人…

『一角散』津野裕子

一角散作者: 津野裕子出版社/メーカー: 青林工藝舎発売日: 2008/03/31メディア: コミック購入: 4人 クリック: 46回この商品を含むブログ (23件) を見る『鱗粉薬』から8年ぶりの津野裕子の新作は再び薬の名前の短編集。「散歩」というのは漢方薬を飲んだ時に…

コミックビーム2月号はヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』が面白かった

古代ローマ、建築家ルシウスの苦悩をシリアスなタッチで描く…と思いきや、まったく予想しなかった展開に驚愕。いや、これはすごい。すごい力技。爆笑しました。バカな話だけど丁寧に描いてるのもいいなー。すばらしい。 作者の方は知らなかったんですが、イ…

バイトくん・詩篇

先日、奥サンに『男おいどん』は負け犬根性の温床だから捨てろというようなことを言われてしまったひとのエントリをはてブ経由で読んで、まあ家族ってのもなかなか難しいねえと思いつつ、自分の本棚をふりかえって、この中のどのマンガならこの奥サンに捨て…

岡崎京子『ヘルタースケルター』独amazonでのレビュー

岡崎京子『ヘルタースケルター』独語版ってのが出てるんですが、その独amazonでのレビューはどういう内容なのか気になってたのが一年前。その内容がkioさんのblog(岡崎京子のヘルタースケルター、ドイツ語版を買ってみた。 : 本日の工事中)で翻訳されてる…

読んで泣く

mixiの高野文子コミュで『マヨネーズ』(『黄色い本』所収)が話題になってたので読み返した。そのついでに『黄色い本』読み返したらまた泣いてしまった。雑誌で最初に読んだときも泣いた。拾い読み程度なら無問題。だがきちんと最初から読み返すとかなりの…

宇宙の白鳥(3)、ミス・ポピーシードのメルヘン横丁

山本ルンルンの単行本2冊。宇宙の白鳥(スワン)〈3〉作者: 山本ルンルン出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/08/10メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る相変わらずの良質なジュブナイルまんが。かつての海外ユーモアSFの味…

山本ルンルン『宇宙の白鳥』2巻

宇宙の白鳥(スワン)〈2〉作者: 山本ルンルン出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/04/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見るや、相変わらず高品質…山ルンは児童向けマンガの宝だなぁ。全国の小学校の学級文庫に常備してほし…

諸星大二郎『私家版魚類図譜』

私家版魚類図譜 (KCデラックス モーニング)作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/23メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (58件) を見るあとがきで作者も書いてるけど、前に出た『私家版鳥類図譜』と並べて眺…

『ペスよおをふれ』の復刻版

本屋に行ったら『ペスよおをふれ』の復刻版が出ていたペスよおをふれ作者: 山田えいじ出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ発売日: 2007/02/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る最近、小学館クリエイティブ、マンガの復刻…

バカ姉弟 5巻

これ最終巻なのかな。はっきり書いてないけど。 でも終わりだとしたら、とてもいい終わり方だと思った。いや終わりじゃなくても全然いいですけど。というか続きがあればそれはそれでうれしいけれど。バカ姉弟(5) (KCデラックス)作者: 安達哲出版社/メーカー:…

進行中の作品

進行中の作品をリアルタイムで眺めることにはどくとくのよろこびがあります。作者の現在が読者と共有されるような。 そんなわけで、「ミッションちゃんの大冒険」の展開を毎日見守ってます。内容も面白いけど、ポツポツと数ページずつアップされていくのを眺…

どーでもいいことだが

日本のマンガがえらい勢いで英語圏に翻訳されてるのは知ってたが、山咲トオルの『戦慄!タコ少女』まで翻訳されてるとはおもわなんだ。 http://www.amazon.com/gp/product/1593074808/ さすがにもっと他に翻訳するべきものがあるような気がしないでもないこ…

SABE『世界の孫』

世界の孫(1) (アフタヌーンKC)作者: SABE出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/22メディア: コミック購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (77件) を見るSABEの描く学校は楽しそうでいいねえ。すばらしい。 「おむずがりの孫じゃーーーー!!か…

安野モヨコ『よみよま』

漫棚通信さんの記事を読んで気になってた安野モヨコ『よみよま 黄泉夜間』を立ち読み(雑誌『hon-nin』に掲載)。8ページの短いマンガ。 確かに岡崎京子の事を思いださないわけにはいかない話。また同時に、作家と呼ばれる人々が抱える苦しさを扱った寓話と…

こうの史代『古い女』

小林よしのりが編集してる『わしズム』(Vol.19)に、なんとこうの史代がマンガ描いてるらしい、それだけでもびっくりなのに作品がスゴいらしい、というので立ち読みしてきた。 『古い女』巻頭カラー6P。 強力な毒を持った作品でした。載ってる雑誌がアレな…

岡崎京子『ヘルタースケルター』がドイツで出てたという話

そろそろ岡崎京子の仏語訳とか出てないかな、と思ってフランスのアマゾンで検索してみたら(もちろん仏語なんて読めない。ただKyoko Okazakiで検索するだけ) "Helter Skelter (Broché)" de Kyoko Okazaki というものを発見。去年出たのか。 http://www.amaz…

うつうつひでお日記(吾妻ひでお)

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (402件) を見る日記だ。恐ろしいほどにただの日記なので、『失踪日記』のような、それ…

伊藤潤二先生結婚

http://d.hatena.ne.jp/syabuichi/20060615#p5 おおー。富江さんと。ではないでしょうけど。

ひでおのカオス日記

というのが始まっていた。 吾妻ひでお公式HP 淡々とシュールで面白い。