2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Web2.0時代の恐怖

某掲示板のLog読んでて、とうに忘れ去ってた自分の書き込みを発見し、心底震え上がりました。ものっそ恥ずかしい。いっそオオアリクイに舐め殺されたい気分です。 やっぱあれよ、愚か者がかしこいふりしちゃいかんよ。

こころの問題(違う)

例のゲド戦記の歌が街のあちこちで流れてますけど、"こころを なにに たとえよう"が2chの書き込みで"心オナニー例えよう"(下品ですいません)となってるのを見てからというものそうとしか聴こえなくなったわけだが、この現象は何かに似てると思い、そうだ、…

川原泉のホモフォビア

http://d.hatena.ne.jp/hanak53/20050926 http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20060730/p3 めも。

『カンバセイション・ピース』読み中

十九世紀のシェリングもまた神についての哲学者だが、ハイデガーはシェリングの哲学を存在についての哲学と言い、神とは存在の擬人化のことであり、擬人化とは幼稚な思考法などではなくて、人間存在それ自身の広がりや奥行きによるもので、私たちはまだ人間…

保坂和志『カンバセイション・ピース』読みはじめ

保坂和志の『カンバセイション・ピース』の冒頭を読みながら、これに出てくる世田谷の家の間取り図をちらしの裏にメモした。つい図に書いて整理したくなるほど具体的な細かい描写ががなされているのだ。 小説を読みながら登場人物の関係図を書いたり、出てく…

P.G.ウッドハウス『比類なきジーヴス』

比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)作者: P.G.ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村たまき出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2005/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (126件) を見るはじめてジーヴ…

オオアリクイは危険なのか

「ジャガーと対峙して負けない」「ジャガーをも倒す」と書いている人が何人かいたが、実際にオオアリクイvsジャガーなんて対決が見られるもんなのかはよくわからない。 南米の謎の吸血動物チュパカブラの正体はオオアリクイだという説がある。オオアリクイは…

町田康『告白』

告白作者: 町田康出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/03/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 191回この商品を含むブログ (275件) を見る世の中の評判とおり傑作でした。しかしうっかりWeb上の感想を検索したらだいたい私が書きたいようなことは…

オオアリクイ未亡人の会

というのを誰か作るべきではなかろーか。http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%BC%E7%BF%CD%A4%AC%A5%AA%A5%AA%A5%A2%A5%EA%A5%AF%A5%A4%A4%CB%BB%A6%A4%B5%A4%EC%A4%C61%C7%AF%A4%AC%B2%E1%A4%AE%A4%DE%A4%B7%A4%BF&ei=たくさんオオアリクイの被害者が…

舞城王太郎『煙か土か食い物』

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/03/07メディア: 新書購入: 4人 クリック: 44回この商品を含むブログ (220件) を見る初舞城。面白いねどうも。まあこんなのでデビューしたらそりゃ驚くわな。 主人公の…

ミラン・クンデラ『不滅』

不滅作者: ミラン・クンデラ,菅野昭正出版社/メーカー: 集英社発売日: 1992/02/20メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る初クンデラ。 最初読みはじめたときはその独特の書き方に読みとおせるのか、これ、とたじろいだが、腰を入…

AM3:00

本読んでたらどんどん面白くなってきてまったく眠くない。マズいんだよなーこのパターン。 深夜の全能感とか頭の冴え冴えとした感じはまったく信用できないのだが、それへの依存を断ち切ることは難しく‥ いや、マズいな、寝るべきだ。寝れ。 とは思うものの。…

サンミさん

最初はこれから。YouTube(音がすごく小さいので音量あげないと何いってるのか分かりません) サンミさんは19歳でハワイ大学4年生。専攻は日本語だそうで、現在は婚約者と東京に住んでいるそうです。 話題が一気に広がったのはこれ。背景にあるYouTubeでの日…

『愛のひだりがわ』筒井康隆

愛のひだりがわ作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/01/24メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (18件) を見る荒廃が進んだ近未来の日本で、一人の少女が失踪した父を探しに旅に出る物語。岩波から出たジュブナイル。 まあ…

『1809』佐藤亜紀

1809作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1997/05メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る佐藤亜紀は『バルタザールの遍歴』読んで「あ、この人すげえ、頭抜けている」と思った。でもその後は全然読まなかった。なんつ…

『パンク侍、斬られて候』町田康

パンク侍、斬られて候作者: 町田康出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2004/03/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (133件) を見るあ、『うつうつひでお日記』に出た"秘剣・悪酔いプーさんくだまいてポン"ってこれが元ネ…

区民図書館

『うつうつひでお日記』読んで、そーいえば図書館と言うものがあったのだと久々に思い出した。以前は市の総合図書館(でかい)によく行ってたけど、遠いのでしんどい。あ、近くに区民図書館(とても小さい)もあったな。 で、区民図書館で何冊か本を借りてき…

岡崎京子『ヘルタースケルター』がドイツで出てたという話

そろそろ岡崎京子の仏語訳とか出てないかな、と思ってフランスのアマゾンで検索してみたら(もちろん仏語なんて読めない。ただKyoko Okazakiで検索するだけ) "Helter Skelter (Broché)" de Kyoko Okazaki というものを発見。去年出たのか。 http://www.amaz…

うつうつひでお日記(吾妻ひでお)

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (402件) を見る日記だ。恐ろしいほどにただの日記なので、『失踪日記』のような、それ…

デマバスター

ある人が嫌韓の人にアピールするデマエントリを作って「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの“思いやり” - usbmouseブログ広まったところで釣り宣言を出したアクセス頂いたすべての皆さんにお礼の言葉を申し上げます - usbmouseブログと言う小…

饒舌

痛いニュース(ノ∀`) : ヤフオクのタオルの説明文長すぎワロタ - ライブドアブログ イミフwwwうはwwwwおkwwww ちょwwwwwwwすげえwwwwwwwwwww ヤフオクにはいろんな人がいるわけだが、これはスーパー長い紹介文をかく人。その話…

刃物を頭に乗せた不審な男

10日福岡市で下校途中の小学生が刃物を頭に乗せた不審な男を見つけました。10日午後2時ごろ福岡市南区若久団地内の公園前で小学3年生の男子児童3人が下校途中に刃物を頭にのせた不審な男を見つけました。3人は1人の自宅に逃げケガなどはありませんでした。追…

読書と映像

小説と映像について小説を読むとき、その映像を思い浮かべることができるか? - WINDBIRD 面白いと思った。速読の観点から。『映像を思い浮かべる』技術って、『速読』の技術だよね - うぱ日記涼宮ハルヒの憂鬱で読書速度が上がる - うぱ日記私も急いで情報…

おうちが**だよ*1

先ほど住んでる建物で**があって、夜中に**は鳴るわ**は来るわ、官憲は来るわ野次馬は来るわ、犬は吠えるは猫は鳴くわ、という騒ぎでさっきまでなかなかに大変そうだったのだが、なんとか人死にも出ず**は**で収まったようです。公務員の人たちが…

エモエモ

家に帰ってテレビつけたら古舘伊知郎とみのもんたがテポドン2発射について語ってた。二人の顔が並ぶと濃いなあと思ってチャンネル変えたらそこでは岡本太郎祭り。スタジオで田島貴男がすごく嬉しそうだ。ちょっと懐かしい感じがする番組。あ、電波少年の土…

脚本は大和屋竺

クリス・エンジェルのマジック。有名だそうですが初めて見てやっぱりおどろいた。 http://www.youtube.com/watch?v=ZlIwcVAxZsU 思い出すのはルパン三世の『魔術師と呼ばれた男』。クリスの足下にはガラス板が…見えないけどしかしかの魔術師パイカルもこんな…

げんみつ

空中キャンプ:どうして人はあいさつをするんだろう 挨拶をしない人の話。もっと適当でいいのだ、という話になってるけど、この挨拶をしない人だけを見ると適当ではなく、むしろ厳密だ。あいさつを「しない」ことにおいて厳密。 いっぽうmixiのHTML / XHTMLコ…

毛恥ずかしい

某サイトを見てたら「気恥ずかしい」の誤記(たぶん)で「毛恥ずかしい」と書いていた。 妄想がふくらむ。 もっとふくらませようと思ってGoogleで「毛恥ずかしい」を検索してみた。 毛恥ずかしい - Google 検索 ああ。毛恥ずかしがっている人たちがこんなに(…

設定で萎える

はてブで話題になってた『鏡の法則』の話*1。私はB氏が出てきて彼が導師役らしいとわかったところで「あ、ダメだ」と思って以下飛ばし読みモードになった。"夫の剣道部の先輩"で"経営コンサルタントをしている"というちょっと立派そうな男が導師役で出てくる…

おセンチ

http://guideline.livedoor.biz/archives/50582767.html これ読んで思わず自分も"夏の思い出"的文章を書きそうになったが、つうか少し書いたが、読み返すとおセンチきわまりないので消した。 センチメンタリズムとかノスタルジーとかは取扱いが難しい。油断…